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大分県別府市に18日、3200人以上の客を乗せた過去最大のクルーズ客船がやってきました。
台風7号の影響で急遽、別府に寄ることになったもので観光関係者は大忙しでした。
別府市の別府国際観光港にやってきた「MSCベリッシマ」。
全長315メートル、船の容積を示す総トン数は17万トン以上と、
別府市にとって過去最大のクルーズ客船です。
横浜を出港後、三重県の海上で花火大会を楽しむ予定でしたが、台風7号の影響を受け別府に立ち寄るコースに変更。
3200人以上の客を乗せた船が急遽やってきたため、市は対応に追われました。
観光案内を行う外国人留学生を確保。
また、交通機関の時刻表を大量に用意し配りました。
◆別府市観光・産業部 日置伸夫部長
「対応が急なので満足なことはできないが、できる限りの対応はしている。別府市内に多くの人が観光に訪れてくれているので大変ありがたい」
一方で、案内所のロビーにはタクシーを待つ長蛇の列が…
◆北海道から訪れた客
「1時間くらいは待ったかな。九州の温泉が楽しみ」
タクシーの運転手不足が問題となる中、タクシー会社も急遽の対応には限界があったと話しています。
一方、10台に限られましたがツアーバスも用意され、一行は別府名物の地獄めぐりを楽しんでいました。
◆静岡から訪れた客
「ちょうど私は血の池を見たことなかったので良かった」
◆オーストラリアから訪れた客
「きれいだし楽しい。オーストラリアとは全然違う」
突然の団体客の訪問を観光地は大歓迎でした。
◆血の池地獄 甲原利江子さん
「急遽でも客がコロナ関係なく4年ぶりにこうして来るのが嬉しいし、大歓迎している」
クルーズ客船
MSCベリッシマは18日夕方、次の目的地・鹿児島に向けて出発しました。
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